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バクテリアセラピー～乳酸菌で虫歯予防～
近年健康寿命に着手し、筋力トレーニングをしたり、
サプリメントやスーパーフードを
摂取する人が増えてきましたね。
そして、体に良い成分が入った物や飲むだけで
足りていない栄養を補給できるものも増えてきました。
口内環境を良くする製品もあることを皆さんご存じですか？
最近当院で人気が出てきだしたタブレット
”プロデンティス”についてご紹介したいと思います。
プロデンティスは乳酸菌が配合されたタブレットです。
人のの口の中には５００種類以上のいろいろな細菌が
約５０００億個いると言われ、一本の歯には１０億個以上
の細菌が住み着いていると言われています。
人によって細菌の種類や、数は異なります。
虫歯になりやすい人は虫歯菌が多く潜んでいて、
善玉菌の割合が少ないのです。
歯周病で歯茎が腫れやすかったり、
歯茎に痛みを感じる人は
歯周病菌の割合が多いのです。
これらの悪い菌に対して歯ブラシで除去して、
器具の届かないところには抗生剤などのお薬を使用して除去
する方法がとられてきましたが、
抗生物質はお口の中にいる良い菌まで除菌してしまったり
何度も使用し続けていると
悪い菌が薬に負けないように強くなって、薬が効かなくなる。
といったデメリットが出てくるようになりました。
そこで、日本では厚生労働省が各医療施設にむやみに抗生物質を
投与しないようにと言及しました。
そこで、今注目されているのが”バクテリアセラピー”です。
バクテリアセラピーという言葉を初めて聞く方も多いでしょう。
バクテリアセラピーとは、医療と福祉の先進国
スウェーデンの医療機関が研究し開発した
「口内菌のバランス管理をすることで口内だけでなく、
体の疾患の治療補完や予防につなげていく新しい予防医学」
のことです。
バクテリアセラピーでお口の中の善玉菌の数を増やすことで
歯周病や虫歯、口臭の予防につなげていきます。
先ほど、一本の歯には10億個の菌が
住み着いているとお話ししましたよね。
歯一本一本に住み着く菌が大事なのです。
悪玉菌が住み着き始めると、悪玉菌は
どんどんどんどん仲間と繋がっていきすみかが完成します。
でも、善玉菌を増やすことで、善玉菌が歯に住み着き、
悪玉菌が歯にくっつきにくくなるのです。
口内環境のバランス管理のしくみについて
ご理解いただけましたでしょうか？
では、次に「善玉菌」についてお話しします。
「善玉菌」と一言で言ってもいろんな種類がありますね。
このプロデンティスに入っている乳酸菌を
「ロイテリ菌」と言います。
どんな菌なのか、簡単にご紹介しますね。
ロイテリ菌は人間の母体から抽出された乳酸菌です。
そのため、定着性の良さと、
副作用や、反作用が一切ない安全性があります。
さらに、ロイテリ菌は体に悪い悪玉菌をエサにして
善玉菌に変化するという優れもので、「天然の抗生剤」とも
呼ばれています。
例にあげると、合鴨農法と同じで、
農薬を使わず、害虫の天敵であるカモを田んぼに放して、
害虫を食べたカモの糞が肥料になる。
簡単に言うとこんな仕組みです。
ロイテリ菌の働きかけについてご理解いただけましたか？
こんな有能なロイテリ菌が配合された”プロデンティス”
気になる方はスタッフまでお声かけ下さい（＾＾）
