歯間ブラシ、フロスの重要性、使用方法
今回は歯間ブラシやフロスの重要性について
ご説明します。
虫歯になりやすい部分は大きく分けて3カ所あります。
*奥歯の噛み合わせの部分
*歯と歯の隙間
*歯と歯茎の隙間
前回歯ブラシの記事で、お伝えしたように
歯ブラシでは完全に歯の汚れを取り除くことはできません。
除去率としてはを約60%しか除去できないといわれており
歯間ブラシやフロスを活用することで
約20%も除去率が増えるといわれています。
今回は当医院にある
LIONのDENT EXの歯間ブラシと
ルシェロ フロスをご紹介します。
DENT EXの歯間ブラシ
特徴
①耐久性の高い超合金SAワイヤーを採用
②歯と歯の間に挿入しやすい110°アングル
③4SからLLサイズまであり、あらゆる歯間に対応
④衛生的なキャップつき
使用方法
歯磨きをし終わった後に歯面に沿わせながら使用する
歯間に挿入後、2~3回往復します
えんぴつ持ちにすると操作がしやすい
歯茎を傷つける恐れがあるため、鏡を見ながら使用しましょう
歯と歯に通すと汚れがついてくるので軽く洗って
次の歯間に通すようにしましょう
歯間ブラシは2週間程度使用できますが
ワイヤーが曲がり元に戻せない場合は
新しい物と交換して下さい
使用後は流水でしっかり洗い、乾燥させて下さい
サイズを間違えると、歯茎を傷つけるため
合っているサイズを使用しましょう
ルシェロ フロス
特徴
①マイクロファイバーを採用しているため汚れをしっかり除去できる
②歯間に挿入しやすいワックスコーティングつき
(ワックスなしもあります!ワックスないのほうが汚れが絡みつきますが歯間にいれにくいので、初めて使用される方はワックスありの方が
おすすめ)
③歯肉を傷つけないやわらかい使用感
④ワックス入りはミントフレーバー付き
⑤耐久性があり、切れにくい
使用方法
フロスを40センチぐらいで切ります
(手から肘ぐらいの長さ)
両手の中指に2~3回巻き付け、
間が15センチぐらいの長さぐらいにしてピンと張ります
そして、両手の指でフロスをつまみます
上の歯の時は、人差し指と親指を使います
入れたい方向の人差し指で唇を押し上げ、
反対の指先を口の内側に入れてフロスを通します
下のはの時は両方の人差し指で押さえながら
フロスを入れていきます
歯と歯の間にゆっくりと小さく動かしながら
入れていきます
入れていくとき、少しきついと感じるかもしれませんが、
勢いよく入れると、歯茎を傷つけてしまうので注意しましょう
奥まで入ったらフロスが歯茎にかくれるぐらいまで入れます
フロスをVの字にさせるように、歯に沿わせて、ゆっくり前後に動かします
動かしながら少しずつ噛む面に近づけていきます
Vの字を逆方向にして、また同じように
歯茎から噛む面へ少しずつ前後に動かしながら移動していきます
フロスを抜くときは、前後に動かしながらゆっくりと
スライドさせながら抜きます
次の歯に行く時に、フロスに汚れがついたままでは
意味がないので、汚れがついていない所を使うか、
汚れだけ水で洗い流して使用するようにしましょう
歯間ブラシ、フロスについてご説明してきましたが
一気に生活に取り入れるのは難しいので
少しずつチャレンジしてきましょう。
わからないことがあれば、スタッフまでお尋ね下さい。