マスクで口呼吸が増えている!?
木々が緑に輝き始める季節、新年度はいかがお過ごしでしょうか?
気温も少しずつ高くなってきたので、マスクが息苦しく感じるときが増えてきたのではないでしょうか?
マスクの中に自分の息がこもって、口臭が気になるというお悩みが増えています。
マスクをしていると暑さや息苦しさで、楽に感じる口呼吸になりやすく口が乾燥する原因となっている可能性があります。
口が渇き、唾液が減少すると細菌が繁殖して臭いが増します。
唾液には次のような役割があります
★自浄作用
口の中の細菌や食べカスを洗い流し、歯・歯肉・粘膜を感染から守る作用
★消化作用
唾液には消化酵素のアミラーゼが含まれており、食べもの消化を促進して、吸収しやすくする
★潤滑作用
口の中の粘膜を潤し、食事や発声をしやすくする
★抗菌作用
唾液に含まれるラクトフェリンなどの抗菌物質が細菌の侵入を防ぎ、生体を守る働きをする
★歯の再石灰化作用
虫歯菌が出す酸によって歯のカルシウム等が溶け出しますが、唾液に含まれる成分が歯の表面から溶け出したカルシウム等を補い、修復する働き
★咀嚼・嚥下作用
食べものを噛むと唾液と混ざって飲み込みやすくする
このように沢山の役割があります。
口呼吸で口周りの筋肉が衰え、しわやたるみ、二重あご、いびきの原因にもなるので
マスクをしていても口呼吸にならないよう意識してみましょう