舌磨きで口臭と感染予防
こんにちは。
春の陽気になってきて過ごしやすくなってきましたね。
天気のいい日はちょっとお出かけしたくなりますね。
今日は舌磨きで口臭と感染予防の対策について
お話したいと思います。
みなさん舌は何色をしていますか?
健康だと淡いピンク色をしています。
しかし、舌の細菌が繁殖すると舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔のような物質が付着します。
その原因は
↓
疲れた時、新陳代謝が低下している時などは口腔内が乾燥し舌苔が付きやすくなります。
口臭・味覚が気になる方は一度舌のチェックしてみませんか?
①口臭
不快な口臭の原因は「揮発性硫黄化合物」の発生によるものです。
揮発性硫黄化合物ははがれ落ちた粘膜のカス、唾液成分、食べカスなどの
たんぱく質と口腔内細菌が合わさることで作り出されます。
②味覚
舌には食べものなどの味が感じる事が出来るぶつぶつの味蕾(みらい)
と呼ばれるものがあります。
そこに舌苔が蓄積すると味が感じにくくなります。
③誤嚥性肺炎や感染症のリスク
舌苔が蓄積するとむし歯や歯周病の原因になります。
唾液、食べものや胃液などと一緒に細菌を吸収することで誤嚥性肺炎
のリスクとなります。
細菌が全身に行き渡り風邪や感染症の原因にもなります。
これらは舌のケアすることでリスクの軽減ができます。
インフルエンザ、風邪、感染症などの予防にもなります!
今一度、舌のケアしてみませんか?
舌のケアには舌専用の舌ブラシがあります。
舌磨きをするうえでの注意点は
①1日に何度も舌を磨ると味蕾を傷つけてしまうおそれがある為
舌磨きは1日に1回だけにしましょう。
②磨き方のポイントは舌ブラシを奥から手前に動かすことを意識しましょ
う。(手前から奥に動かしたり前後に往復させたりすると舌苔内にある細菌を喉の奥に押し込んでしまう可能性があります)
③歯磨きと同時にする場合は舌磨きから先にしましょう。
(舌磨きで口腔内の状態を清潔にしたあとに歯磨きをすることがいいと
されています)
ご自宅で簡単にできるので一度舌のチェックしてみましょう!!